学校に行けない日が続くとき、子どもは「安心できる場所」さえあれば、ほんの少しずつ表情がゆるんでいきます。

練馬区・新桜台のフリースクール「いとぐち」は、不登校や登校しぶりのある小学生・中学生を対象に、まず「ほぐすこと」から始めるフリースクールです。

無理に変えようとしなくていい。来られるペースで、話したいときだけ話せばいい。そのゆるやかな時間の中で、からまった心の糸が少しずつほどけていきます。

練馬区のフリースクール「いとぐち」とは

安心していられる
場所であること

──心の緊張をゆるめる──

いとぐちは、不登校や登校が難しい小中学生のための「居場所」です。ここでは、

  • 無理に登校を促す
  • すぐに理由を聞き出す
  • できることを増やすための「訓練」をさせる

といった関わりはしません。

大切なのは、子どもが「ここなら来られる」「自分のペースで大丈夫」と感じられること。その安心な空気を感じてもらうことで、ほどけ始める糸のように、心の緊張をゆるめていきます。

その子のペースに
合わせる

──学びも、人との距離も──

いとぐちでは、学習とコミュニケーションの割合を決めつけません。その日の様子・気分・話したい量に合わせて、柔軟に関わり方を変えます。

  • 話せる日は話す
  • 集中できそうなら学ぶ
  • しんどい日はゆっくり休む

「無理に勉強させない」「頑張らせすぎない」ことは、スタッフ全員の共通認識です。そのゆるやかなリズムが、心の糸を少しずつほぐし、表情や言葉に変化があらわれます。

その子の未来に
寄り添います

──進む道は一人ひとり違う──

いとぐちでは、「◯ヶ月で登校再開」「テストで何点以上」などの目標は設けていません。その代わりに大切にしているのは、

  • いとぐちなら来られるようになる
  • 少し話せるようになる
  • 自分の気持ちを言葉にできる

といった、目に見えにくいけれど本質的な変化です。

学校に戻りたい子には復帰支援を、別の道を選びたい子にはその選択を尊重して伴走します。

どの未来を選んでもいい。
子ども自身が
自分で選べた…と思える道を、
一緒につくります。

どうして「いとぐち」だと子どもは変わり始めるの?

ひとことで言うなら、「ほぐれていく前提で作られた場所」だからです。
ここでは、子どもが無理なく息を取り戻し、自分のリズムで前に進めます。

3つの特徴をまとめました。

安心できると子どもの
表情が変わっていく。

初めて来る日、自分の席がないような気持ちでいる子もいます。いとぐちは、その不安ごと受け止められるよう設計された「やわらかい居場所」。緊張がほどけると小さな笑顔が生まれます。その変化を急かさず、でも、決してひとりにしない時間が流れています。

ペースを掴めると、
できることが自然に増える。

子どもには、できる日もあれば、何もしたくない日もあります。いとぐちは、その揺れを否定しません。話す・学ぶ・休む──どれを選んでも大丈夫。「その日の自分でいられる場所」だからこそ、子どもは、自分から動き出せる瞬間をつかめるようになります。

未来はひとつじゃない。
選べる力が育つ。

ここでの時間は、誰かが決めたゴールに向かうためのものではなく、子ども自身が「この道なら歩ける」と感じられる未来を見つけるための時間です。戻る道も、別の道も、立ち止まる時間もすべて肯定される。その経験がやがて「自分で選べる力」につながります。

こんなお悩みに寄り添えます

  • 理由がはっきりしないまま学校に行けなくなった
  • 人との関わりが怖くなってしまった
  • 学習が遅れて不安が強くなっている
  • 家にいても、なかなか勉強に向かえない
  • 本人も、保護者も、どうしたらいいか迷っている

その迷いを、ご家庭だけで抱え込む必要はありません。一緒に整理していきましょう。

まずは、ご見学を

「合うかどうか、確かめたい」
「子どもの反応を見てから決めたい」

その気持ちが自然です。いとぐちは、予約さえしていただければ、見学をいつでも受け付けています。強引な案内はいたしません。お子さんが安心して過ごせそうかどうか。その一点を、私たちも一緒に確かめます。

うちの子でも、受け入れてもらえますか?

結論からお伝えすると──大丈夫です

いとぐちは、登校が難しくなっている子どもを前提に作られた場所です。どんなペースでも、そのままの姿で来ていただけます。

対象は練馬区と周辺地域の
「小学生・中学生」です

  • 学校に行けなくなった日が続く子。
  • 朝になると体が動かなくなる子。
  • 人との関わりが少し怖くなってしまった子。

いとぐちは、そんな不登校・登校しぶり・ひきこもりのある小学生・中学生 が安心して通える居場所としてつくられています。地域密着で、家庭との距離が近いことも特徴のひとつです。

無理をさせず、
その子のペースで

「通える時間が短いけれど平気ですか?」
「午後だけ行きたいのですが…」
「人と話すのが苦手で心配です」

こうした不安があっても大丈夫です。

いとぐちは、午前だけ、午後だけ、来られる日だけ、話せる分だけ……。その子の状態に合わせた関わりを大切にしています。勉強も、人との距離も、いきなり広げなくていい。「できる範囲からゆっくり」を、スタッフ全員で支えていきます。

少人数制だから、目が行き届く
言葉にならないSOSも拾える

定員は 20〜30名ほどの少人数。一人ひとりの変化を丁寧に見守れる規模で運営しています。

「今日は元気そうだね」
「ちょっと疲れていそうだな」

そんな細かな「表情の温度差」を見逃さず、子どもに合った距離感で寄りそいます。

よくある質問(Q&A)

A. 大丈夫です。登校を急かすことはありません。安心して過ごせる環境が整えば、その先の動きは必ず変わります。

A. その子の状態に合わせて、ゆっくり積み重ねれば大丈夫です。焦りよりも、まずは「安心して取り組める環境」が先です。

A. 問題ありません。話す・話さないの自由があるからこそ、安心して来られるようになります。

お知らせ

アクセス

所在地
〒176-0003
東京都 練馬区羽沢1-19-11
互恵マンション201

電話番号
03-6914-6799

アクセス
西武有楽町線 新桜台駅 から徒歩2分。※4番出口を出て、進行方向にしばらく歩くと「いとぐち」の看板が見えます。